常滑市の住宅:階段
本日は常滑市の住宅の現場定例でした。竣工まであと一ヶ月程なので内部造作も結構進んでいます。今日までの現場定例で内部の仕上げ材料や細かいディテールの打合せは完了していますが、残りの一ヶ月は気を抜かず現場確認していきます。
ちなみにこの住宅ではリビングに階段がありますが圧迫感を無くすために半片持ちの木製の階段を採用しています。片持ちをするとどうしても少しはたわんでしまいますが、できるだけたわみを軽減するためにタモという硬い樹種の40mmの厚みの材料で400mm程持ち出ししています。階段下には収納の扉が付きますが、多少たわんでも干渉しないようにクリアランスを取っています。また、この階段周りの一連の造作は言葉どうり階段でもあり、収納でもあり、腰掛けでもあり、テーブルでもあり、床下エアコンスペースでもあり、サッシの額縁でもあり、と、様々な要素が含まれていて難しい納まりですが、現場監督の江川さんと腕の良い大工さんの協力でほぼ図面通り上手く納まりそうです。
※オープンハウス(内覧会)も4月末ぐらいに予定しています。正確な日程決まり次第告知します。※